第21話「蒼のエーテル」
前回を見たときに、バサラのセリフを思い出したんだけれど、「歌で相手がひるんだところを撃つなんて、そんなのは許せねえ。俺はそんなことのために歌っているんじゃない!」みたいなことを言っていたような気がした。うろ覚えだけれど、それはそうだよなあ。と思ったので、印象に残っていたんだ。
歌に惹かれてよってきた相手を撃つなんて、それはそれで残酷な行為だよ。そんなことのために無理矢理歌わされたランカは気の毒だと、前回から思っていた。その辺を今回のテーマにちゃんと上手く引いてきたところが気に入っている。
そんなやり方がいいとは、とても思えないから。アルトにさよならを言うことが出来たのも、彼女が今度こそ、自分の恋をあきらめたんだということなんだろうけど、そんな風に自分の歌を利用されるのもショックだったろうと言う気がする。
しかし、ミシェルの死のショックでルカくんがすっかりブラックに落ちてしまったのにはびっくりした。あれって、ナナセがどうというよりは、どう見てもミシェルのためだったし、狙ったのか? とちらっと思いました。