星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「リストランテ・パラディーゾ」第10話

第10話「秘めたる恋」

なんにせよ、イタリアのマダムは、積極的だなあ、と思った。これと目をつけたら、がんがん攻めまくっている感じだ。なんか圧倒されました。それでもなんか、そう言う恋愛模様の数々が、いちいち絵になるのは、やっぱ、イタリアという土地柄かな〜。と言う気がした。場の雰囲気になんとなく飲まれるような、そんな感じがする。

一方で、せっかくのコンサートにクラウディオを誘おうとして、チケットを握りつぶしたニコレッタがよかった。誘えば断らないのはわかっているんだけれど、だからこそ、という感じかな〜。なんかまあ、煮え切らない態度のクラウディオがじれったいと、初めて思いましたわ。

この人こそ、新しい恋に踏み出せばいいのにねえ。でないと、ニコレッタがなんだかかわいそうじゃん。あるいは、それが最終回になるのかな? と思いました。彼が指輪を外すところが見たいと思って、それを期待してますよ。

あと、なにげに「あえて何も語らせない」ことで、ルチアーノの気持ちを表現した演出が気に入ってます。語っているのは周りばかりで、本人は何も言わなかったもんね。でも、たぶん、そうなんだろう、と思わせるのが上手かった。そういう見せ方、結構好きです。