「呪われた町」下巻 スティーヴン・キング

読書14.「呪われた町」下巻　スティーヴン・キング　集英社文庫

これは、信仰の物語なんだなあ。としみじみと感じた。キリスト教でもなく、それ以前の、より根源的で、より原始的な力。それが取り憑いて、奇跡を起こす。そうでないと、吸血鬼は倒せないという、そんな感じ。

奇跡のシーンがいくつかあったので、キリスト教を賛美するのだろうか？　と思った割りに、そうでもないと、物語が書いていたのが、ちょっと意外でした。

呪われた町 (下) (集英社文庫)