映画16.ロバート・ストロンバーグ監督 「マレフィセント」(アメリカ・2014)
元々の童話「眠れる森の美女」のあらすじは知ってますけど、ディズニーアニメの「眠れる森の美女」は未見。
2D・字幕版を視聴しました。
予告を見て、面白そうだったので、行ってきました。どんな理由があるにせよ、子どもに呪いをかけちゃいけないなあ。と思いました。大人の事情は、子どもには関係ありませんから。後悔しても、もう遅いという。
「真実の愛など存在しない」と、マレフィセントとステファン王の双方が言うあたりが、なんだか切なかった。正直、この二人の関係には、ラストでもう少し救いがあってもよかったんじゃないかと思いましたが・・・。王様が、そんなに悪い奴に見えなかったので、この落ちはちょっとというか、なんかかわいそうじゃないか?
映像がすごくきれいで、見応えがありました。特に、翼を広げたマレフィセントが空をとぶところとか、すごくかっこいい。映画だと、やっぱり、空とぶシーンは大切ですね。というか、あった方が良いと思います。劇場だと臨場感が違うから。
冒頭の少女マレフィセントが、えらく可愛い女の子だった分だけ、数年後と言われて、いきなりおばさん顔になっちゃったのは、ちょっとショックでしたが・・・。
あと、使い魔の烏がかわいかった。人間に変身したら、えらくいい男で、かっこいいわ〜。この彼にも、もうちょっとなんかフォローが欲しかったというか、マレフィセント様、もう少し彼に優しくしませんか? ってなもんで。
そんな感じで、まあ、面白かったです。いろいろつっこみどころが残っているので、100%オススメとは言いませんが、ファンタジーが好きなら、見ておいてもいいんじゃないかと?