第21話「敵戦艦を撃沈せよ」
ハルルは、いったん、バッフ・クラン本国へ戻ろうとしていた。ソロシップもこれで少しは休息がとれるはずだった。しかし、時空はねじれて、二つの船は同じ場所に出現してしまう。「今なら、攻撃できます!」とばかりに、ソロシップ側の反撃が始まるし、ここは白兵戦しかないとばかりに、ソロシップにもバッフ・クランの兵士が乗り込み、対抗するためにロッタやリンのような少女でさえ銃を持って、相手を撃ち殺す。
どうしても戦いを避けられない。そうなるように、イデが導いているのじゃないかと、疑念が生まれてくる。
本当にまあ、イデって何を考えているんでしょうねえ? 結局、何をしたかったの? 何を試そうとしていたのか?
イデのゲージの輝きが不気味でいい感じ。「まるで生き物のようだ」とか言っているあたりが、それっぽいSFしていて、いいと思います。