星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

ジョン・ファヴロー監督 「ジャングル・ブック」

映画15.ジョン・ファヴロー監督 「ジャングル・ブック」 (アメリカ・2016)

吹替版を視聴。でも、字幕版を見たかったな~と思う。少年以外、みんなCGということで、もはやそれを実写と呼んでいいのか? そこまでCGなら、アニメと実写の合成とみるべきなんじゃないだろうかという気もして、複雑。

それでいて、リアルに描かれた動物たちが、人間の言葉で日本語を喋るから、なおのこと、違和感があって。声優さんがうまければまた別かもしれないけど、俳優を使ったから、棒に聞こえて。特に、お母さん狼と、子供狼は、もっと普通の声優さんを使ってほしかったなあ。と思う。

子供の頃に、原作小説を既読。子供向けの簡略版で、内容は忘れていたが、面白かった。という印象だけが残っていた。その分だけ期待が大きかったんだけれど、その割には、物語の方も今ひとつに見えたな。

モーグリが人間の村から火を盗んでくる必要があったのかと、それが気になるし。いくら頼まれたからといって、崖の上の蜂の巣をとってくるところは無茶じゃないかという気がするし、つっこみたいところがいろいろあって・・・。

楽しみにしていた分だけ、なんだか楽しめなかったのがショック。ディズニーの昔のアニメ版は未見だけれど、この内容で、アニメ版とまったく同じなんだろうかと、それがちょっと気になっているかもしれない。