第5話「続・大文字納涼船合戦」
前作のあの時から、1年が過ぎたということなのか。タヌキたちの大文字見物もますますパワーアップしたみたいで。この作品は、全体的にそうなんだけれど、前作よりも2になってからのほうが、ファンタジー度がまして、いろいろ凄くなっているような気がする。
矢一郎兄さんと玉瀾はうまくいきそうだけれど、その一方で、二代目と弁天様は強気でやりあっているし、彼等カップルからいろいろ目が離せない。弁天様に勝てる二代目ってすごいなあ、と素直に感心するよ。
前言撤回するけど、「ロンドンでお会いしたときから、気に入らなかったんだ」という台詞が入ったあたりで、この二人は初対面じゃないのね、という事実に気づいた。二人の馴れ初めは、別のところでもう行われていたのか。ロンドンで、どんなふうに出会ったのか、どんなふうに過ごしていたのか、気になるけど、隠してあるところが、なんかポイントですね。と思った。