星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

2016-01-01から1年間の記事一覧

「週末シンガポール・マレーシアででちょっと南国気分」 下川裕治

読書26.「週末シンガポール・マレーシアででちょっと南国気分」 下川裕治 朝日文庫 シンガポール、マレーシアの歴史を踏まえた解説旅行記。シンガポールの徹底したグリーン&クリーンは、リー・クアンユーの独裁政権が作り上げたもの。汚れのないきれいな街…

「うしおととら」第1話

第1話「うしおとらとであうの縁」 原作は全巻既読。OVAも第1期は全巻視聴済み。ただし、第2期を見たかどうかは、記憶に残ってないのです。見たような気もするし、見損ねたような気もするし? なにしろ、作品が古いので、大好きだったのは間違いないけど、…

「ヤングブラックジャック」第11巻 原作:手塚治虫 脚本:田畑由秋 作画:大熊ゆうご

コミック87.「ヤングブラックジャック」第11巻 原作:手塚治虫 脚本:田畑由秋 作画:大熊ゆうご 秋田書店ヤングチャンピオンコミックス 新章突入。今度の題材は、抗がん剤ということで、薬が作られる過程というか、歴史、製薬会社や大学病院の闇まで踏み込…

新海誠監督 「君の名は。」

映画22.新海誠監督 「君の名は。」 (日本・2016) 今頃ですが。見てきました。新海誠の作品は、「ほしのこえ」で知って以来、全作品を視聴してるはずです。その分、この監督は、SFをやらせると全然ダメだなあ。という認識だったんですけど、この作品は、…

「坂道のアポロン」第11、12話

第11話「レフト・アローン」 第12話「オール・ブルース」 前言撤回。アニメ版は、原作終了後に放映開始らしいね。だから、ちゃんと原作準拠になっている。流れとしては、原作をかなりの部分ではしょっている感じはしたけど、それでも、綺麗に物語をつなげて…

「坂道のアポロン」第10話

第10話「イン・ア・センチメンタル・ムード」 ダフネーを追っているアポロンは、百合香さんを追っている千太郎と呼応するのか。と言う事実にようやく気づいた。その方が、筋が通るわな。あるいは、律子を追っている薫と言う構図にもつながるかもしれない。み…

「坂道のアポロン」第9話

第9話「ラヴ・ミー・オア・リーヴ・ミー」 アニメ版のまとめかたが非常によくて、原作よりもキャラの心情がよく伝わる。この場合、初めて律子の想いに気づいた千太郎が、律子に謝るシーンが印象に残る。 お前の気持ちに気づいてやれなかった。でも、そんな気…

「坂道のアポロン」第8話

第8話「ジーズ・フーリッシュ・シングス」 片思い矢印の一方通行が、薫→←律子→←千太郎→百合香→←淳兄さん。こんな感じに揺らいできて、千太郎と律子の心が揺れているのがわかる。最終的に千太郎があぶれるのを知っているので、ちょっとかわいそうだな・・・と…

「アオイホノオ」第16巻 島本和彦

コミック86.「アオイホノオ」第16巻 島本和彦 小学館少年サンデーコミックススペシャル ホノオ君の受賞作、タイトルページの入れ替えが結構ショックだったんですけど、プロの世界では、当たり前に起こることなのかな? 新人相手だから容赦ないってことか??…

「坂道のアポロン」第7話

第7話「ナウズ・ザ・タイム」 気まずくなっていた二人の友情が、修復されるまでの物語。いやあ、感動しました。 原作にこんなシーンがあったっけ?? と思った部分があったので、漫画もちらちらと読み直してみたけど、アニメ版のまとめかたが非常によくて、…

「悪夢の棲む家 ゴーストハント」第3巻 作画:いなだ詩穂 原作:小野不由美

コミック85.「悪夢の棲む家 ゴーストハント」第3巻 作画:いなだ詩穂 原作:小野不由美 講談社ARIAコミックス うちの実家は田舎だし、集落から外れた飛び地に建っている一軒家なので、隣の家というものが存在しない。前は道路だし、隣も後ろも田んぼだしね。…

「坂道のアポロン」第6話

第6話「ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラブ・イズ」 アニメの方が、声優さんの演技が入る分だけ、キャラの心情が伝わりやすいのかな。と思った。 クラス替えがあって、新キャラ登場。千太郎に新しい友達ができた。そいつと文化祭でバンドを組むという。それ…

津田尚克監督 「planetarian~星の人~」

映画21.津田尚克監督 「planetarian~星の人~」 (日本・2016) ネタバレ全開でいくので、気にする人は注意。 基本、この物語の位置づけは、「ちいさなほしのゆめ」の続編、完結編だと思うので、個人的には、映画単体で見ることは、おすすめしません。 まず…

「翔ぶが如く」第7巻 司馬遼太郎

読書25.「翔ぶが如く」第7巻 司馬遼太郎 文春文庫 鹿児島の緊張が高まって、いよいよ西南戦争勃発寸前。そこに至るまでの状況の流れを、時系列を追って、順番に丁寧に解説してくれる。今までの物語がすべてこのための伏線で、西郷隆盛が、状況に追い詰められ…

「坂道のアポロン」第5話

第5話「バードランドの子守唄」 ここもまた、片思いの一方通行。薫→律子→千太郎→百合香→淳兄さん。みたいな感じ? ただ、原作を知っているので、この矢印の流れがこのあと色々変わるんだよねえ。というのは、わかっているつもり。 律子に振られた薫は、東京…

映画公開予定。

公開中「君の名は。」:109シネマズ湘南 公開中「レッドタートル ある島の物語」:109シネマズ湘南 10月1日「planetarian~星の人~」:イオンシネマ海老名 10月15日「ゼーガペインADP」:横浜ブルク13 10月29日「アイアン・ジャイアント シグネチャーエディ…

スティーブン・スピルバーグ監督 「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」

映画20.スティーブン・スピルバーグ監督 「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」 (アメリカ・2016) きれいなファンタジーだったけど、一歩間違うと、少女誘拐犯と誘拐された少女の友情物語になってしまうので、内容的にやばくない? これ・・・。と、…

「坂道のアポロン」第4話

第4話「バット・ノット・フォー・ミー」 ピアノを使って、告白したり、何気にさっとキスしたり、この主人公は、なかなか積極的だなあ。と思いました。 律子の想いが、千太郎にあると知って、家族にも恵まれてて、何でこいつばかり、と、八つ当たりして、それ…

「風光る」第39巻 渡辺多恵子

コミック84.「風光る」第39巻 渡辺多恵子 小学館フラワーコミックス 鳥羽伏見の戦いの経緯を丁寧に描いてくれたのは、勉強になりました。

「坂道のアポロン」第3話

第3話「いつか王子さまが」 前言撤回。今回は、思いっきり、主人公が自分の気持ちを伝えていた。律子への想い。これだけはっきりとわかる三角関係にわかりにくいもなかったか・・・。 千太郎と百合香がうまく行ってくれれば、律子も千太郎を諦めて、自分の方…

「坂道のアポロン」第2話

第2話「サマータイム」 神社の境内で喧嘩したり、律っちゃんの家の地下で、みんなでジャズの演奏をしたり、海に行って泳いだり、こうしてみると、王道の青春物語なんだなあ。と思う。 原作に描かれているエピソードを順番にこなしているようにも見えるが、ち…

リッチ・ムーア監督 「シュガー・ラッシュ」

映画19.リッチ・ムーア監督 「シュガー・ラッシュ」 (アメリカ・2012) 「人に嫌われる辛さが、君にわかるのか?」 ビルを破壊する悪役としてプログラムされたゲームキャラ、ラルフが主人公。ビルの住人に嫌われているので、ゲームの30周年記念パーティにも…

山田尚子監督 「聲の形」

映画18.山田尚子監督 「聲の形」 (日本・2016) 原作コミックは未読。予告編を見る限り、高校生の恋愛ドラマでしょ? 程度に思っていたが、ふたを開けてみたら、恋愛ものというよりは、友情ものだし、それも壊れていく関係性を描いたとても痛い作品だった。…

「坂道のアポロン」第1話

第1話「モーニン」 原作は全巻既読。以前からタイトルは気にしていたんだけど、最近になって、ようやく読んだ。と言う状態なので、アニメの本放送の時には、どんな話か知らなかったし、視聴もしなかったんだけどね。 原作を知りつつ、アニメを見ると、どうし…

「鎧伝サムライトルーパー MESSAGE」第5話

第5話「訪れた真実」 抽象的な台詞のやりとりでつづられているので、池田監督が物語に込めたメッセージが、こちらにちゃんと届いているのかは不明。見た人が、自由に自分で解釈してください。ということだと思うので、勝手に深読みして、たぶん、こういう意…

「鎧伝サムライトルーパー MESSAGE」第4話

第4話「さまよえる心」 すずなぎの独り言でつづられていくんだけど・・・。一生懸命、真面目に内容を追いかけようと思ったんだが、「春はこんな気分になる」「夏は」「秋は」「冬は」という話を延々聞かされて、「何? このポエム・・・」としか、思えない。…

湯山邦彦、榊原幹典監督 「ルドルフとイッパイアッテナ」

映画17.湯山邦彦、榊原幹典監督 「ルドルフとイッパイアッテナ」 (日本・2016) 原作は未読。タイトルだけは知っていたけど、猫の話なんだな。程度の認識。 子供向けだと侮っていたから、そんなに期待もしていなかったけど、これがなかなかどうして、面白か…

「鎧伝サムライトルーパー MESSAGE」第3話

第3話「砕かれた自信」 征士が何を言っていたのか、もう一度確認しようと思って、視聴は2度め。なるべく、画面に引きずられることなく、台詞にだけ集中して聞こうと思っていたんだけれど、それでも、うまく内容を読み取れたのか、自信はない。 歴史の中に埋…

「鎧伝サムライトルーパー MESSAGE」第3話

第3話「砕かれた自信」 征士担当回。と、思いきや、捕まったのは、秀だった。 征士の独り言でつづられていたんだけれど、正直、今度ばかりは、この子が何を言っているのか、さっぱりわからなかった。画面にカユラの回想シーンがうつりこんでいるものだから、…

「鎧伝サムライトルーパー MESSAGE」第2話

第2話「知らされた未来」 伸担当回。こうしてみると、アフリカ編の回想が何度も入るんだなあ。と思ったけど、アフリカ編で語りきれなかったことを、この作品で補講しているという感じなのかな? 誰かを守るために力を得たとしても、その力は、結局、誰かを傷…