星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「オーバーマンキングゲイナー」第21話

第21話「オーバーマンの闇」

なんだか「いかにも富野」って感じの展開になってきましたねえ。

富野主人公ってほとんどの場合、こういう女の子をあと一歩のところで助けることができないんだけど、年をとった今の富野は助けるのかな?
カミーユとフォウ、ロザミィの場合とかカツとサラの場合とか、ジュドーとプルとか、古くなら「エルガイム」のダバと妹(だっけ? 名前忘れた)・・しかも、そこにものすごい狂気が見えていて、それがすごく魅力的だったんだけどなあ。(^^);

キングゲイナー」は最初からハッピーエンドになることが見えているような作品だけど、こちらの予想をいい意味で裏切るような展開をやってくれるんでしょうか??

うちのダンナが「なんでゲイナー自身がシンシアを助けるためにぶつかっていかないんだ? サラに行かせちゃダメだ」とか言ってましたわ。(^^);

わざわざサラを加えて「3人」という構図にするからには、「家族」にしたいんだろうけど、サラとシンシアの接点は先週だけだし、ゲイナーだってシンシアの過去を何も知らない他人に過ぎないわけだからこの描写は難しいです。
カテズだけじゃなく、もう少し3人の交流のドラマが欲しかった気がする。写真の表現はわかりやすいけど、それでごまかしちゃうのもちょっと無理がないだろうか?

これも26話構成故の弊害かな?