第４１話「目覚め」
前回とは打って変わって、いきなりセリフが富野調になったなあという感じがする。前回の方も富野っぽいかと思ったけれど、比較すると全然違うというか、違いがわかるというか？ 今回の方がより富野っぽい。なんというか、どこか逝っちゃっている感じがそんな感じ。
で、どちらが好きかと言われれば、やはり前回の方だわ。まあ、レコアさんが毒ガス攻撃するキモの回だから、レコアさんが切れてしまうのもわかるような気がするんだけど・・・・。
レコアさんのセリフが、急にクワトロ大尉っぽくなって「〜なのだよ！」みたいなことを言うと、なんか変な感じでもぞもぞする。今回は、全編そんな感じだった。
正直、昔、見たときに、この毒ガス攻撃のシーンが気持ち悪くて、「Ｚと言えば、毒ガス」という印象が強く残っていた。よほど嫌だったんだろうね。コロニーの中で毒ガスを使われちゃ逃げ場がないから。爆撃その他のどんな攻撃よりも、生々しくて怖いと思った。
よくわからないのは、ロザミィの急変。どうなんだろう？ 最初からカミーユ抹殺の命を受けて、彼に近づいたんだろうか？ しかし、お兄ちゃんとして、あんな風に懐いちゃったら、刺客の意味もなかろうに・・・。すぐに検査で強化人間だって、わかりそうなものだし、そこら辺、ティターンズの作戦としてはどうだったんだろう？ 作戦としてもロザミィを使う意味がよく見えないんだけど、この辺はごまかしたまま、そのまま通過してしまうんだろうか？？
次回でロザミィの最期みたいだから、続きを待ちます・・・。
