星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「機動戦士ガンダムSEED」第28話

第28話「キラ」

嬉しいです〜。この話数のために今までの総集編の連続があったのでしょうか? ええ。すべて許しますともさ。(^^)

祝! キラとアスラン再会♪ トリィが二人をつなぐという演出がいいですね。しかも、二人の間には境界がある。真ん中に金網を持ってきて、二人を隔てているのも彼らの立場を表しているようで効果的。
ありがちな演出だと言えば言えるかもしれないけど、個人的にはそういうセオリー通りのやり方が好きなのでOK。あえて、名前を呼び合わなかったのもグッド。お互い立場があるから言いたいことも言えないんだわ。美味しすぎる〜!>この設定。

あと、今回はフレイがよかったですね。面会できる家族がいない、所在なく艦の中をさすらう彼女を見ていたら、つい「宇宙戦艦ヤマト」(みんなが地球の家族と最後の通信をする回)が浮かんじゃったけど(いやあ、世代的にやっぱりねえ)、フレイは古代くんよりはるかにはっきりしてますね。(^^);
「なんで私が、あんたなんかに同情されなきゃならないのよ!」
負けず嫌いの彼女が、そういう風に叫んでしまう気持ちが切なくて、見ていてもつらかったです。

その彼女の気持ちと、「守りたかったのに、守れなかったものもある」というキラの哀しみが見事にリンクした形です。

両親に会おうとしないキラにも、キラなりの事情があるようで。彼ら家族は、あるいはもうすでに壊れていたんでしょうか? キラがへリオポリスに一人でやってきた頃から・・。
そこには、コーディネーター故に友達の中に上手く入れなかったキラ自身の哀しみが見え隠れしているようで、こんな事になる以前からずっと彼は両親に対する口に出せない恨みがあったのかもしれない。何故、僕をコーディネーターにしたの? という・・。あの子の性格上、言いたくても言えなかったんでしょう。
もしかしたら、そんな彼に唯一優しく接してくれたのが、今、艦に乗っている5人だったのかもしれません。(涙)←注:冷静になって読み返したら、すでに妄想の世界だったかなあ? すいません。でも、放っておいて。(^^);

キラとカガリ双子説、やっぱり、正しかったか? いやあ、まだわからないよ〜?(^^)

続きが楽しみな作品、順番下にしすぎたかな〜? と、今、ちょっとだけ思ってます。しかし、他の作品も譲れないしねえ・・・。困っちゃうなあ。(←贅沢もの)