第5話「癒えぬ傷痕」
順調に面白いです。ここまでの話数はとりあえず、完璧かも?(^^)
「ユニウス7」というのは、地球の周回軌道上を残骸のまま動いていたんですね。前作ではそのあたりの説明をしてくれなかったけど、意外と丁寧な設定が後側に作られているのかも知れないなあ・・・となんとなく思いました。
今回は本当に説明が丁寧だ。タリア艦長や議長が聞けば何でも教えてくれそう。(^^);
「何にもわかっていない!」とシンは怒鳴っていたけど、この場合は難しいね。実は何にもわかっていないのは彼の方だ・・・というのが、その後のカガリとアスランの会話から読みとれてしまうから。カガリやアスランは先の大戦で戦った経験者だし、それぞれが戦争責任者の娘であり、息子だから。それでいて、ともに親を失っている。
シンは責任のない立場だから、自分こそは被害者だと相手を責めることが出来るんだけど、気持ちはわかるけどやっぱそれではカガリがかわいそうだ。
この場合は、カガリの方が正しいと思う。きれい事に聞こえてしまうけれども、平和を勝ち取るために必要なのは、誰かがその痛みに耐えることなんだって。カガリもアスランも復讐の連鎖を知っているから、痛みに耐えて「平和を!」と訴えているのに、それがわからない人の方があまりにも多い。
あるいは、だから、戦争は終わらないのかも知れないなあ・・・と思いました。だけど、私の考えもまだきれい事だろう。本当に身内を殺された痛みというのは、当人にしかわからないことだろうから。
どうもこの辺で、思考がぐるぐる。難しいことを考えると・・・。(@_@)
それより、堀秀行さんの登場です♪ 演説のぶり方がさすがだ〜。前作ではゲストキャラみたいだったけど、今回はメインでしょうか。声優陣がどんどん豪華になってきて嬉しいです♪
ブルーコスモスの側にも、ザフトの側にもいろんな思惑を持つ人々がいるみたいで、これから物語がどういう形に繋がっていくのか、すごく楽しみです。続きに期待!