最終話「故郷へ」
まだアンデルセン童話だと思いたかった身には、カイの目からカケラが出てくる瞬間があっさりしすぎていて、残念でした。もうちょい、二人の絆を感動的に盛り上げて欲しかったんだけど、全然だったし・・・。
女王様もせっかくだから馬車で故郷まで送ってやればいいのに・・・と思ったが、今までの旅の仲間に再会・・・というEDをやりたかったみたいだし、それはそれでまあ、いいかとも思う。
結局、この作品における敢闘賞は、赤トロルと青トロルだったんじゃないかという気がしてきた。精一杯、ファンタジーしてました・・・という気分を盛り上げるのには、頑張ったような気がする。
バラの花がアーチになるのは、きれいでした。あれは最初から狙っていたのかな? まとめ方としては、よかったんじゃないかと思います。結婚式で締め。雪の女王もちょっとだけお祝いしてくれましたよ。という感じ。
この作品の誤算は、思いの外、ラギさんが主役を食ってしまったと言うことなんでしょうね。