星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「功名が辻」第44話

第44話「関ヶ原

いよいよ、関ヶ原決戦。まあ、多分、今までにいろんなドラマで描かれてきたんだろうけど、私自身は今までほとんど関心がなかったから、ちゃんと見たのはこれが初めてみたいなもの。そういう意味では、最初西軍が優勢だったのに、味方がほとんど動かず、敗戦に至った三成の様子がよくわかって面白かったな。

ただ、ドラマとして微妙なのは、小早川秀明に脅しをかけて、わざわざ家康が砲撃したというエピソード。史実だとすると、家康って、結構根性悪い男だと思うんだけれど、西田家康って、温厚そうに見えるから、あんまりそういう卑怯くさいことはやらないように見えることかな〜。展開は知っていたけど、ちょっと違和感はあったかも?

あと、この間から各人の被っている兜に注目していて、いろんな形があるなあ・・・と思って、興味深く見ていたが、兜より面白いと思ったのは、各兵が背負っている旗(あれを幟というのだろうか?)。

よくよく考えてみると、あんな旗を背負って戦うんじゃ動きづらくて仕方がなかろうと思うんだけれど、山の中だったら、木とかに引っ掛かって大変じゃないか? と思った。それでも、その旗で、敵と味方を区別していたんだろうなあ・・・というのは、面白いやり方だと思った。

西洋での戦いだったら、どうなんだろうねえ? 背中に旗を背負っている構図は見たことがない気もするんだけれど、向こうの文化はどうやって敵と味方を区別したんだろうなあ? と、そんなことにちょっと興味を持ってます。