第７話「再会」
第８話「軍務と理想」
飯田監督に代わったのは、第６話からなのだけれど、物語の雰囲気的に一気に変わったなあ・・・という感じがするのは、やっぱ、第７話なんじゃないかと思った。シローとアイナの再会が語られるんだけれど、それまで一応、曲がりなりにもちゃんとした戦場シリーズをやっていたのに、急にロミジュリ的な、敵味方に分かれた二人のラブストーリーに切り替わるから、さすがに無理があるなあ・・・という感じがする。
再会したとたんに、「好きだ〜！ アイナ〜！」と叫び始めるシローは、やっぱり、ちょっと唐突。なんで、急に？ と思っちゃうし・・・。「私はお兄様の人形じゃない」と叫び始めたアイナも、伏線がないまま、いきなりの心情吐露だし・・・。
シローの態度がいい加減なせいで、窮地に陥っちゃう８小隊というのも、みんながいい迷惑なんじゃないのか？ という感じもする。なにより、キキがかわいそう。
とは言え、襲われたキキの村と、それに続く悲劇は、残酷な分だけ、見ていて辛かったです。シローの甘さが通用しない・・・と言う部分を突きつけてきたように見えるから。
前半に、のほほんとした展開を繰り広げていたのに比べると、一気に冷たくなったような感じもする。
声優に、ハマーン様とヤザンが来た。あいかわらず、ベテラン声優の大宝庫ですね。演技の感じも「Ｚ」とは雰囲気が違うので、その分だけちょっと楽しめた感じがします。一粒で二度美味しいみたいな感じでよかったです。
さて、次回がどうなるのか？ すっかり忘れているので、次回も楽しみです。
