星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「超時空要塞マクロス」第4話

第4話「リン・ミンメイ

うーん。早くもミンメイに振り回されている輝の様子が、きっちり描き込まれていますね。と言うか、これは、メインヒロインであるミンメイの紹介編という感じなのかな?

印象に残ったのは、輝が大事にしている飛行機(?)の壁面に思いっきり傷をつけて、「私たちの漂流2日目の記録よ」と言って、あっけらかんとしていることでしょう。輝は、何も言えないんだけれど、悪意のない女の子の態度って、確かに一番怖いのかもしれない。

「一緒に死のう」と言い出したり、「結婚式をやりたかったなあ」と言って、輝を翻弄したり、彼女の一挙手一投足に振り回されている輝が、なんだか気の毒に見えましたよ。しかし、それでも「かわいい女の子だから、ま、いいか」などと思っているんだろうなあ。そういう気持ちもわかるから、どうしようもないね。

こういう少女なんだと、最初からきちんと紹介しているところに好感が持てました。ラストのナレーションも意味深。「輝が一番驚いたのは、ミンメイという少女の変わり身の早さだった・・・」という辺り。まあ、女の子というのは、そういうものですよ。と、ちょっと作り手側に悪意も感じられるところです。

ただ、思っていたよりは、ずっと輝の方がまっとうな少年だったので、気に入りました。彼は、彼なりに一生懸命やっているじゃん。もっとへたれた子のような印象が残っていたんだけれど、ごくごく普通の少年だったのですね。

次回からの展開も楽しみです。