第57話「独りぼっちの憲兵団」
影の憲兵団として生まれつつも、失敗作で、優しい心を持ってしまった彼は、憲兵団だというだけの理由で、いつも村人に恐れられ、疎まれていた。そんな彼に同情したリーフたちは、一計を案じて、怪物に変装する。
村を襲う悪い怪物を、憲兵団がやっつければ、彼もみんなに好かれるだろう・・・という計算だったのだけれど、現実には村人がみんなでよってたかって怪物をやっつけようと石をぶつけ始めたものだから、それを見た6号は、怪物の方の味方についてしまって、ますます村人に嫌われてしまいました・・・と言う話。
なんだかそのまま、いきなり場面転換して、「今頃、どうしているのかな?」でなし崩し的に終わっちゃったので、それでいいのかな? と思ったんだけれど、みんなに嫌われている6号がみんなに好かれるようになってめでたしめでたし・・・というご都合主義は私の嫌うところなので、それでいいのかな? とも思います。
まあ、あの場にいたら、私も村人の味方にはつかないだろうから、6号の心情は非常にわかりやすかった。ラストで彼に花束を渡す女の子の描写が救いと言えば救いなんでしょう。
前回に引き続き、アニメオリジナルの短編を続けているという感じなんでしょうか・・・。次回を待ちます。