星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「マクロス7」特別編

特別編「最強女の艦隊」

冒頭から土井美加さんのナレーションで、旧マクロス(劇場版)の紹介があって、今回の敵はメルトランなんだと説明があったんだけれど、そもそも「マクロス7」というのは、旧マクロスでもTV版の続きじゃなかったっけ? と思ったので、ちょっと混乱した。旧マクロスも、劇場版では確かに、ゼントラーディとメルトランディという、男と女が戦っている設定になっていたが、TV版では、ゼントラーディ軍の中に男の部隊と女の部隊が存在するんじゃなかったっけ?? なんだかその辺がごちゃ混ぜで、とにかく、旧マクロスのパロディという形のお遊び編かな?と思った。

なにやら女だけの艦隊が接近してきて、戦闘を挑んできたので、それに対抗するべく、ミリアとマックスでキスをして見せたり、ミレーヌたちがミンメイアタックを仕掛けてみたりと、いろいろやったあげく、最強女たちの艦隊も、結局はバサラの歌にめろめろになって、ハッピーエンドというそういう話。

それなりに面白かったが、まあ、個人的には「マクロス7」の世界に旧マクロスを入れて欲しくないなあ、と言うのはある。まあ、この場合は、ファンサービスという感じなんだろうけど、作品が別なんだから、どっちのファンの立場としてもあんまりそういう風に遊んで欲しくないなあ、という嫌な気分は残ったかもしれない。

敵の艦隊司令役に三石琴乃が配置されている辺りに、ちょっと時代を感じました。あと、ミレーヌの歌声で「愛、おぼえていますか」を聴けたのは、ちょっと収穫だったかもしれない。