第２１話「ホーリーアイ」
いやあ、白鳥哲の不気味な妖怪声の演技が、実に素晴らしいなあ。今回は出番が多かったので、たっぷり堪能させてもらいました。しかし、無常の過去がちらっと出てきたのも貴重かも知れない。この人は、本土で精製されたアルター能力者だったのか・・・。
クーガーが、一人でカズマと劉鳳を引き留めて、倒れている二人を担いで戻ってきたのには、ちょっとびっくりした。この二人相手に？ いくらクーガーでも無茶でしょ？ と思った。まあ、セリフで「俺だけアルター能力を使ったんだ」と言い訳をしてましたが、多少なり、展開上、無理はあったな・・・とつっこみを入れてみる。
カズマに説教を垂れるシーンが多いんだが、それを見ていて、クーガー×カズマというカップリングも悪くないなあ、と思った。当時なら、当然、そう言う同人誌もあったんだろうねえ。今でもあるのかな？ 今度、夏コミで捜してみるか？（今更だけど・・・）
なにげに、クーガーは、いつも本を読んでいるので好き。読書家だよねえ。今回の話数じゃないけど、この間、読んでいた本が「ウサギとカメの攻防」というタイトルだったのは、ちょっと笑えた。ちなみに、今回は、「懐石のこころ」というタイトルの本を持っていたかな。
カズマと劉鳳がその気になれば、宇宙まで飛んでいってしまいます。そりゃすごい。なんでも有りだなあ、と思って、感心しました。そういう無茶なことをする設定が好きだな。アニメはそのぐらいのことをいろいろやって欲しいのよ。
最終的に、無常を中心に、妖怪城みたいなのができあがっちゃいましたが、そこへ乗り込んでいく主人公二人っていうのも、定番でいいよ。なにげに無常の元に、ヒロイン・かなみが捕まっているしさ。その辺、よくできてますね。大笑い。
この調子で、盛り上げて欲しいものですが、続きも楽しみにしてます。次回を待ちます。
