星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「スクライド」第22話

第22話「マーティン・ジグマール」

ずいぶん気合いの入った回だなあ、と思いました。この話数を作るために、少し前の話はバンクが多かったのか?

ジグマール隊長が、思いの外、強かったので、びっくりした。ええええっ? 劉鳳を圧倒している? なんかいつも事務机に座っていただけの人が、いきなりそんな姿を見せると、そのギャップの分だけ驚かされますね。

劉鳳との戦いは、一種の師弟対決になるのか。もっと力を見せてみろとばかりに挑発している姿が、なんか痛ましかったです。

それにしても、いきなり聖衣をまとった劉鳳にはちょっと笑いました。聖衣というかシャクティというか。「聖闘士星矢」か「天空戦記シュラト」か? と思って。基本的には、この作品もそういう肉弾戦ものに属するんだなあ、と改めて思った。最近は、そういう作品も少なくなったけどね。(肉弾戦とは言わないか? なんかこう、直接向き合って、戦うようなやつよ)

一方で、カズマの前にはかつて、仲間でもあった、本土で精製された能力者たちが立ちふさがって・・・。「同情なんかしねえ!」とばかりに思い切り、容赦せずに戦っているカズマはさすがだと思いましたが、彼らの死ぬところは、結構、辛いものがありましたね。腕の痛みを抑えて、苦しんでいるカズマがよかったです。その痛みには、ふたつの意味があるんだろうから。

無常の妖怪城へどんどんキャラクターが集結してきた。順調に面白いです。これからますます見せ場を作ってくれそうで、次回も楽しみにしてます。続きを待ちます。