コミック5.「アトム ザ・ビギニング」第5巻 原案:手塚治虫 コンセプトワークス:ゆうきまさみ 漫画:カサハラテツロー 小学館ヒーローズコミックス
順調に面白い。ロボコンにあえてユウランが出場するというのは、もとの「鉄腕アトム」にもあったエピソードから持ってきているんだろうな、というのは、分かった。そういうところが、手塚ファン及びもとの鉄腕アトムファン向けなんだろう。知らなくてもストーリーを見る上で問題ないけど、知っているとちょっと嬉しいという感じで。
たしかに、ウランちゃんは、あれで、結構、好戦的で過激な性格だったなあ。と思う。「アトム」にはそんなに詳しくはないんだけれど、改めて、そういう部分を突きつけられた感じ。
対象的に、第1研究室で作っているロボットというのが、美少女型3人娘というのはいかにも現代の日本的で、それを皮肉った感じがする。
「それは歌って踊れる従順な美少女型ロボットが、お金になるからよ」印象に残ったセリフをあえてメモ。