第9話「最後の決戦」
とにかく、シーズン3の最終回は、圧巻だったという記憶が残っていたけど、本当に見どころ満載でした。
レイラのために崖から飛び降りるカラムの見せ場が一番素晴らしかったけど、ここはあえて、ソーレンに触れたい。
カラムに対して、「義理の王子」とからかっていたのは、義理の父親にも関わらず、ハーロー王にきちんと愛されていたカラムが羨ましかったからだとの告白。ソーレンは、自分が父親に愛されていなかったことを知っていたんだな。と思う。
それでも、その彼が、父親を討たなきゃならなかったその瞬間。妹が目の前にいるって、なんて残酷な展開なんだろうと。
逆にクラウディアは、たぶん、命がけで父親を助けたんだろうし、闇の魔術を使えば使うほど、彼女の髪が白くなっていくのも痛々しい。兄さんを助けたときと同様、父親を救うには、どれだけの犠牲を払ったのかと。
ソーレンとクラウディアの兄妹にこそ、一番幸せになってほしいんだけど、この先、どうなるのか。次回からいよいよシーズン4。私にとっては未踏の地で、本当に楽しみです。