第25話「鉄華団」
第一期、最終回。前回までのひどい展開が、まるでなかったことのように、きれいにまとまって終わった。何が起きたのかと思って、びっくりした。
記憶違いでなければ、このキャラ、確か、思いっきり死んでたよね?? コクピット潰れて、血にまみれていたような・・・というキャラが、あっさりと包帯巻いた姿で、まるで軽症だったかのように出て来るし、「みんな、ここで死んでこい」と言わんばかりにキチガイじみて、特攻かけていた展開を、思いっきり変更して、「本当は生きろと言いたかったんだ」と言い直しているし、三日月が普通に助けに来ただけのかっこいいキャラに見えるし、最終回だけ、こんなにきれいにまとめて、それでいいのか?
いきなり普通のアニメになった。という感じに見える。
と言うより、このぐらいで本当は良かったんじゃないのか? 今までのひどい展開こそがどうかしていたんじゃないのか? 全編この調子なら、そのほうが良かったのに。
なんか、曇りガラスで覆われていたものが、いきなり曇りが晴れて、スッキリくっきり、明るくなったような、そんな感じ。
ひどいといえば、マクギリスの裏切りだけがひどいが、このキャラが、どういうふうに考えて動いていたのか、ようやくわかったので、これはこれでいいでしょう。
むしろ、素直に相手を信じていたガエリオの人の良さに、哀れみを感じるし、むやみに人を信じるってことは怖いんだって、そういうテーマにもつながっていいんじゃないかな。と思う。
終わり良ければ、すべてよし。と言っていいのかどうかは知らないが、やけにスッキリと終わって、きちんとした最終回だったので、もう、ここまででいいのかな。と思う。
第二期を続けてみるかどうかが、ちょっと迷いどころなんだけれど、あんまり鬱展開ばかり見たくないので、次はしばらく別の作品を見ていこうかと思います。予定は未定。