映画6.原恵一監督 「バースデー ワンダーランド」(2019・日本)
109シネマズ湘南にて視聴。原作は未読だけど、原作の前作である「霧の向こうの不思議な町」は読んだことがあって、そんなに悪い印象ではなかったし、原恵一監督の作品は、一通り(多少はぬけているけど)見ているので、多少は期待していたんだが・・・。
・・・はっきり言って、思いっきり外した。これは困ったな。「ひるね姫」ぐらい困った作品。
キャラデザを見た時から嫌な感じは受けていたんだけれど、この主人公がまさか小学生とは思わなかったし、全然かわいくなくて、嫌悪感ばかりが募る。なんで小学生なのに、化粧しているの? 頬紅もついて、口紅もつけて、つけまつげまでついてるの? 変だろう?
キャラクターの目の中に、丸が入っているんだけど、それを見ているだけでなんか気持ち悪い。なんか宇宙人みたいなんだな。人間もどきというか。
声もあってなくて、全然下手。女優さんを使って成功した例もあるので、一概に女優だからと否定はできないけど、とはいえ、これは完全に失敗した例でしょう。
主人公のほかに、もう一人、一緒にくっついていく女性がいるけど、彼女もキャラデザは悪いし、声もあってないし、ものすごく嫌。
物語もなんか、ちぐはぐしていて、全然面白くない。よかったと思うのは、王子の正体が明らかになる、その部分だけ。
もうちょっとうまくできなかったのだろうかと、頭抱えてしまう感じ。とにかく困った作品を見た。と思いました。