星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「巌窟王」第12話

第12話「アンコール」 順調に面白い。原作よりもユージェニーが繊細なタイプの女性として描かれているのがいいな。原作のユージェニーは、「許嫁なんていらない。私は私で自立して生きるの」という感じで、強気だったし、アルベールにも素っ気なかったんだ…

「翔ぶが如く」第2巻 司馬遼太郎

読書15.「翔ぶが如く」第2巻 司馬遼太郎 文春文庫 物語の舞台である明治6年の状況まとめ。明治新政府に不満を持つ士族たちは、西郷隆盛や島津久光に期待していた。政府を倒してくれるんじゃないかと。西郷自身も新政府に不満があった。こんな世の中にする…

「巌窟王」第10、11話

第10話「エドモンからの手紙」 第11話「婚約、破談」 伯爵の神父からの変身シーンが印象に残りました。椅子までくるくると飛んで回っちゃって、面白かった。

「巌窟王」第8、9話

第8話「ブローニュの夜」 第9話「闇色の夢を見た」 改めて、これは原作を知っている方がより楽しめるなあ。と思った。前に見たときにもそんなに悪い印象はなかったんだけれど、今の視点で見ると、次にこの展開が来るなあと言うのが読めるし、カバルカンテ…

「巌窟王」第5~7話

第5話「あなたは婚約者を愛していますか」 第6話「僕の憂鬱、彼女の憂鬱」 第7話「秘密の花園」 パリの貴族の方々は、いろいろ汚れているみたいなので、純真なアルベールやマクシミリアンがまぶしく見えます・・・。

「ジョジョリオン」第12巻 荒木飛呂彦

コミック22.「ジョジョリオン」第12巻 荒木飛呂彦 集英社ジャンプコミックス またしても新キャラが出てきたし、定助の過去も少しずつ明らかにされてくる。のはいいけど、岩人間の話とかフルーツの話とか、少し間を開けるとあっという間に忘れちゃうので、…

「Fate/Zero」第6巻 煉獄の炎 虚淵玄

読書14.「Fate/Zero」第6巻 煉獄の炎 虚淵玄 星海社文庫 そもそも小説版を読んでみたいと思ったのは、アニメのラスト部分がよくわからなかったためで、切嗣と綺礼の戦いがうやむやのうちに聖杯への問答に変わっているし、なんで切嗣がイリヤを殺さなきゃな…

「巌窟王」第4話

第4話「母の秘密」 原作の隙間を縫って、オリジナルのストーリーを展開している感じが好印象。キャラの感じが原作からそんなに離れていないので、原作既読組でもそんなに違和感なく見れる。アルベールのマザコンぶりを原作小説でさんざん読まされたあとだと…

ピーター・ソーン監督 「アーロと少年」

映画7.ピーター・ソーン監督 「アーロと少年」 (アメリカ・2015) 久しぶりに映画館まで行ってきました。平日の昼間で春休みに入っているせいか、お客が圧倒的に一般層で親子連れ。ほぼ満席だったけど、半分近くが小学生以下の子どもですよ。これだけ子…

「Fate/Zero」第5巻 闇の胎動 虚淵玄

読書13.「Fate/Zero」第5巻 闇の胎動 虚淵玄 星海社文庫 遠坂からの共闘依頼から愉悦ワインまで。細かい物語の感想はアニメの時に書いているので、ここでは小説を読んで、初めて気づいたことを書く。 アインツベルンは、ライダー陣営の情報をゲットしたわけ…

「巌窟王」第3話

第3話「5/22、嵐」 原作の隙間を縫うように、アルベールの友人たちが丁寧に描かれる。リュシアン、ポーシャン、ユージェニー、ヴァランティーヌ、マクシミリアン、シャトー・ルノーが初登場。みんなで城壁までドライブに行くシーンなんか原作にはないし…

「巌窟王」第2話

第2話「月に朝日が昇るまで」 順調に面白い。原作既読派としては、アルベールを誘拐した盗賊の名前がルイジ・ヴァンパだったことに反応しちゃって、ああ、ちゃんと原作通りなんだなあ、と思った。 前回助けられた死刑囚が、ヴァンパの使いをやっているのも…

「Fate/Zero」第4巻 散りゆく者たち 虚淵玄

読書12.「Fate/Zero」第4巻 散りゆく者たち 虚淵玄 星海社文庫 キャスターによる海魔出現からランサー組の最期まで。順調に面白いです。一気に読み進めてます。ここからは、コミック版未読の部分でアニメの記憶しかないんだけれど、小説で初めてわかったこ…

春の新番組チェック予定。

04/02(土)17:30 逆転裁判:日本テレビ 04/03(日)24:00 ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない:BS11 04/05(火)24:30 うしおととら:BSフジ 04/06(水)24:00 ジョーカー・ゲーム:BS11 04/08(金)23:30 文豪ストレイドッグス:BS11 http://m-p…

「巌窟王」第1話

第1話「旅の終わりに僕らは出会う」 原作小説は、全巻既読。読んだら、アニメ版を見返してみたくなったので、視聴は二度目。前の時には原作の知識なしで見たんだけれど、今度は、画面を見たとたんに、「ああ、あのシーンね」というのがわかる。小説で苦労し…

「Fate/Zero」第3巻 王たちの狂宴 虚淵玄

読書11.「Fate/Zero」第3巻 王たちの狂宴 虚淵玄 星海社文庫 アインツベルン城へのキャスターの襲撃から、聖杯問答まで。内容的にはアニメやコミック版と同じだが、小説を読んでようやく気づいたのがランサーの気持ち。彼の聖杯に託した望みがなんだったの…

「ヴァンパイアハンター」第4話

第4話「闘いは誰がために・・・」 思いの外、きれいにまとまって終わった。闇の血を持つが故に、人の中に入れず、闇を憎み、戦うしかないドノヴァンの生き様がいい。 敵であるパイロン役の小川信司の声が、まだ若くて、力がある。懐かしいな、と思った。

「ヴァンパイアハンター」第3話

第3話「闘争神(PYRON)降臨」 魔界と人間界だけじゃなく、宇宙からは彗星が5つもやってくるし、それとは別に地球のガーディアンだというロボットまで出てきて、三つどもえなのか、四つどもえなのか、いろいろややこしいね。

「Fate/Zero」第2巻 英霊参集 虚淵玄

読書10.「Fate/Zero」第2巻 英霊参集 虚淵玄 星海社文庫 「Fate/Zero」に関しては、アニメ版も見ているし、つい先日、コミック版も読んだばかりなので、物語の展開がそのまま絵で浮かんでくる。アニメも漫画も、きっかり、原作通りに仕上げているんだなあ。…

「ヴァンパイアハンター」第2話

第2話「闇の血、闇の力」 闇の血を引き継ぎながら、闇を憎む。闇を引き継いでいるからこそ、自分の中の闇を憎む。死に場所を求めているかのような戦いに、それでも動かされる人がいて、ついてくる少女がいる。 見守るものは必要だという言葉もなにかかっこ…

「なのはな」 萩尾望都

コミック21.「なのはな」 萩尾望都 小学館フラワーズコミックススペシャル 前に出た上製本も持っているので、基本は、再読。 改めて読み直すと「故郷が破壊されることの悲しさ」「故郷にもう戻れないつらさ」というのは、よく出ていると思う。それはやっぱり…

サム・ライミ監督 「スペル」

映画6.サム・ライミ監督 「スペル」 (アメリカ・2009) サム・ライミ監督が、ジャパニーズホラーに影響されてつくったという本作。夫につきあうと変な作品を見させられるんだわ。 始まったときには「呪怨」だったけど、終わりの方は「死霊のはらわた2…

「ヴァンパイアハンター」第1話

第1話「蘇れ、闇に集いし者ども」 原作ゲームは未プレイ。存在ごと知りませんでしたが、夫が原作ゲームと池田監督のファンで、ずいぶん前からこの作品をほめていたので、見てみる気になった。「ガンダムW」とは池田監督つながり。 元はカプコンのアクショ…

「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」第3話

第3話「永遠への回帰(リターン・トゥ・フォーエヴァー)」 「人類の歴史は、戦争、平和、革命の終わりのないワルツを踊っているようなもの」うろ覚えで書き出したけど、このセリフはいいなあ。と思った。結局、繰り返しなんですね。 とはいえ、最終的には…

「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」第2話

第2話「過ぎ去りし流星(オペレーション・メテオ)」 最近、「ゼロ・グラビティ」とか「インターステラー」とか、映画で宇宙空間でのランデブーシーンをいろいろ見たせいか、カトルが、廃棄コロニーにとりつくシーンで、必要以上にどきどきしてしまった。接…

「Fate/Zero」第1巻 第四次聖杯戦争秘話 虚淵玄

読書9.「Fate/Zero」第1巻 第四次聖杯戦争秘話 虚淵玄 星海社文庫 アニメを見て、漫画を読んで、小説を読んでいるわけだし、物語の展開は、セリフまでまったく一緒だから、そんなに新しい感想も出てこない。虚淵さんの文章を初めて読んだという点で貴重と言…

「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」第1話

第1話「静かなる軌道(サイレント・オービット)」 テレビ版最終回から1年後という設定のOVA。なにがびっくりしたって、テレビ版から続けてみたら、一気に作画レベルが上がって、テレビ版ラストの戦いが、同じシーンを描いているはずなのにまるで別物の…

J・J・エイブラムス監督 「スター・トレック イントゥ・ダークネス」

映画5.J・J・エイブラムス監督 「スター・トレック イントゥ・ダークネス」 (アメリカ・2013) 昔のシリーズは未見。09年に公開された新劇場版のシリーズ1作目だけ試写会で見てます。 正直、1作目を見たときには、カーク船長がなぜそんなに人気が…

「新機動戦記ガンダムW」第49話

第49話「最後の勝利者」 まともなセリフをしゃべっているレディ・アンは、キャラがなんだか別人格という感じがするし、いくらなんでも、みんなでヒイロを持ち上げすぎだろうとか、いろいろつっこみたいところは残っているものの、まあまあ、きれいに終わら…

「新機動戦記ガンダムW」第48話

第48話「混迷への出撃」 最終回1回前。ラスト目前で、物語がまとめに入ったかたちだけれど、正直、カトルとドロシー、トレーズと五飛の会話の部分は禅問答みたいで、何を言っているのかついて行けなかった。脚本家の人にうまくごまかされたというか、軽く…