星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」第3話

第3話「永遠への回帰(リターン・トゥ・フォーエヴァー)」

「人類の歴史は、戦争、平和、革命の終わりのないワルツを踊っているようなもの」うろ覚えで書き出したけど、このセリフはいいなあ。と思った。結局、繰り返しなんですね。

とはいえ、最終的にはガンダムは、処分されてしまい、もう二度と姿を現すことはなかったと結んでいるので、これで本当に終わりなんだと、物語的には決着をつけたかたち。

五飛とヒイロの戦いが印象に残って、兵士としてしか生きられない自分という話と、もうこれ以上殺したくないというヒイロの悲しみが出ていて、良かったと思う。五飛がずっとトレーズのことを意識していて、忘れられなくて、その決着に不満だったという、物語的にもその部分を解決したかったんだと思う。トレーズは、兵士としての自分を認めてくれた人だったと。

その五飛ですら、ガンダムを捨てる決意をした。その代わりに、サリーと一緒に火消しとして活躍し始めたというのが、落としどころとして気に入ってます。

どうでもいいけど、革命の旗頭として利用されているマリーメイアは、ミネバにしか見えないんだけれど、これって、意識して、キャラをつくったのだろうか?