第20話「ジョルジュよ、悪夢を打ち砕け!」
今回の主役は、ジョルジュ・ド・サンドと彼の執事、レイモンド。主人たるジョルジュのためにとドモンやレインの力を借りようとするが、それがばれてジョルジュには解雇を言い渡されてしまう。彼の乗るモビルスーツがハンドル操作というのも笑えるが、何故にハンドルと言うだけでアナクロ的な雰囲気になるのだろうね? 動きのコミカルな様子といい、懐かしの「戦闘メカザブングル」が思い出されます。
ジョルジュのトラウマとなった「マルセイユの悲劇」ですが、これはモトネタがあるそうです。
スチュアート・ゴードン監督の「ロボジョックス」に似たようなシーンがあるそうな? 知る人ぞ知る映画らしいけど??
解雇されたジョルジュがジャズの流れる安酒場のようなところで、やけ酒ならぬやけコーヒーをあおっているのだけど、ここ、ギアナ高地じゃなかったっけ?? しかも、何故か外にはニワトリが・・・。
湖の畔にテントを張っているけど、その中にはしっかりとバラの花瓶が置かれていて、ワインをグラスで飲んでいるところはさすがにネオフランスです。
ジョルジュみたいな貴公子然としたタイプは、切れると一番怖いキャラになりそうなんだけど、意外とそうならなかったのは残念。
シャッフルの証でミラボーを浄化することに成功するが、実はそれに成功したのはジョルジュだけだったりして・・・。
■レイモンドの言葉
「ジョルジュさま! 負けてはなりませぬ! 闘うのです! そして、悪の心に打ち勝つのです〜!」
「どうか拳をお納め下さい。討つべきはミラボーではありません。あなたの心に巣くう悪魔です」
■ジョルジュの言葉
「そう。忘れるところでした。ガンダムファイターたるもの、心で闘わねばならぬということを!」
■シュバルツの言葉
「よく見ておけ、ドモン。心のない拳は、ただ破壊を生むのみ。だがその力も使い方次第で、素晴らしいものになる。そう。絶大なるパワーは二つの顔を持つ。いわば両刃の剣。さあ、お前はどちらを選ぶ?」