第45話「源さん、死す」
いよいよ鳥羽伏見の戦い。
近藤勇が右肩を撃ち抜かれる事件から始まって、「刀の時代は終わった」という事実を突きつけるように持ってくるのはわかりやすいなあと思う。
刀を持っていても、銃にはかなわない。今までは、刀での戦いばかりを見せられてきたので、急に銃撃戦になって押されて、引いていく様子は説得力があった。これも用意された演出だったのだろうか?
銃撃戦の様子は迫力で怖かった。実際の戦場ってあんな感じかな・・と思うと生々しくて怖しいね。(><)
源さんが周平のことをいつも気にかけている様子を見せていたから、彼を助けようとして・・・という最期はやはり最初から考えてあったのだろうか?
一瞬だけ刀で銃を撃ち返した・・・というのは、新選組の新選組としての最期のあがきだったのだと思う。結局、それはかなわずに敗北していくことになるのだけど、それを暗示させる演出だったんだと見るべきなんだろうな。
漫画的でかっこよすぎると年配者には不評を買いそうな感じもするけど。(^^);
広すぎる部屋が、今に怪我人でいっぱいになる・・・というのは怖ろしい予言だ。実際に、怪我人を置いていなくても、そういう不穏な空気の予兆を感じさせることが出来る。部屋を映すだけだから安上がりだけどね。それも見せ方次第で効果的に映る演出か。感心しました。
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