星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「氷菓」第5話

第5話「歴史ある古典部の真実」

完結編。これが真相か〜と思ったら、さすがに見ていて、泣けてきた。これはきついわ。

犬に喰い殺されていくウサギと、喰い殺されようとしているウサギを、黙って見ている他の大勢のウサギたち。このシーンの作画がなかなかすごいものがあるなあ。と思いました。

この告発の意味を、読み取らなきゃいけない。目を背けちゃいけないんだと思います。

犠牲と書いて、生贄と読むのか。この体制は、今でも全然変わっていないじゃないか。ある意味、この時期にこの内容で放送したのが立派だなあ。と思いました。生贄を差し出して、あとは知らん顔をするあたり。典型的な日本人の姿勢。いろいろ考えさせられるものがあります。

それより、インドを旅しているというお姉さん、まさか全部、計算の上? だとしたら、奉太郎よりも一枚上手なんじゃないかという気もしますが、さて・・・。それこそ、まさかだよねえ。折木くんの家って、探偵の家系ですか?

順調に面白い。気に入りました。続きもすごく楽しみです。