星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

M・ナイト・シャマラン監督 「サイン」

9.M・ナイト・シャマラン監督 「サイン」(アメリカ・02)

うーん。私自身は素直に面白い映画だと思ったし、それなりに感動したんだけど・・。映画を見終わったとたんに、ダンナが横でこの映画のどこが悪いか語り始めちゃったので、なんだか自信をなくした。実際、ネットの感想を見ても結構酷評されている映画のようだし・・。(><)

まあ、単なる家族の物語だと思えば、アメリカ映画らしい信仰もののテーマでラストの落ちにも納得できると思うんだけど・・。この辺の判断はその人次第なのだと思います・・。

とは言え、せっかくだから映画の中でいろいろ考えたことを書いてみる。
相変わらずの妄想ですが、実はこの映画を見ながらずっとこうなるだろうと思っていたラスト予測など・・。(全然はずれていたから笑い話だけど・・)

ミステリーサークルで始まって、UFOの出現。相手は心を読むらしい・・。と、来たもんだから、てっきりラストに現れる宇宙人は死んでしまったお母さんの姿をしているに違いない!! と勝手に思いこんでいたのは私だけでしょうか??(^^);

そんで、地上の人々はみんな自分の亡くした家族や友人知人の姿を見るんだ。そうやってだまされた人々がそのまま連れて行かれそうになるんだけど、「彼女はもう死んでしまったんだ!」「目を覚ませ!」とお父さんが立ち上がって家族を守る話・・なんだと途中まで思ってましたわ。

全然違ったので、それが少し残念かな? 奇跡なんて起こらない。自分の家族は自分で守れ!! という展開になるのかと思えば、その逆を行くところがさすがにアメリカ映画かな? と思いました。そのあたりの感覚の差は、無宗教の人が多い日本人と敬虔なキリスト教徒の多いアメリカ人との違いかもしれませんね。

おまけだけど、喘息の発作というのは患者は必然的にうつぶせになるもんだと思うし、そうしないと苦しいんだけど。どうして仰向けにするかなあ? どうでもいいことだけど、そういうところがちょっとだけ気になったかな?(^^);