第４９話「アトム復活」
まじめな話なんだから笑っちゃいかん、と、思いつつも、大笑いしちゃった。面白かった〜♪
天馬博士の切れっぷりが実に楽しい。お話としては滅茶苦茶な気がしたけど、天馬博士のいっちゃっている狂いぶりが堪能できたので、そんなことはまあ、いいや。（←をい）
修理ついでに、アトムをもう一度自分の息子に設定し直す天馬博士。アトムに「お父さん」と甘えた声を出させて喜んでいるバカ父ぶりがすてきだ♪ また、天馬博士の腕にびしっとしがみついているアトムがまた実にかわいくてよい。色気があるよ。いかんよ、アトム。お前がこうだからお父さんが狂っちゃうんだよ。（＾＾）；
アトムが記憶を取り戻すあたり（よりによってお茶の水博士と過ごした時間がその鍵となっちゃって・・。アトムとの思い出が幻に過ぎない天馬博士の対比が哀愁を誘います）、さすがの天馬博士もちょっと気の毒。というより、もともと天馬博士が作ったアトムを勝手に洗脳し直したお茶の水博士って、実は大悪党なんじゃないか？ と思い直した瞬間でしたね。こりゃひどいわ。いくらなんでも、かわいそう。
と、思ったら、その勢いで、パイプオルガンを弾き直して、その復讐を誓う天馬。すごいよ、かっこいいよ〜。きゃあ、すてき♪
いやあ、確かに盛り上がっているわ。すごく、面白い。大まじめにやっていた青騎士編なんかよりもよっぽど楽しいかもしれない。このぐらい壊れている方が手塚っぽくていいかも？ と思ってしまうあたり、壊れているのは私の方かもしれませんが・・。（＾＾）；
