第５話「・・・ホタルのやくそく。」
うーん。お話自体は、すごくシンプルで、お約束の展開だなあ、と思えたのに、妙に感動できるのは何故だろう？ と考えてしまいましたわ。思いの外、この絵本がいい味を出しているからかな？ 絵本の絵柄が本当にきれいでよかったのと、ホタルを題材にした寂しげなストーリーにぴったりと合っていたからかな。と、ちょっと思ったんですけど。
こういう話は、ストーリーと絵を別々の人が作成して、二人で本を作る、絵本という形式ならではのものかと思いました。作者でさえ、絵に描かれた場所を知らなかったという、そういう単純な事実に、つい、感情移入してしまうような・・・。なかなかいい話でした。よかったです。
ところで、保育園に借金の取り立て屋の兄ちゃん達が現れたのは、さすがに子供だまししていて、ちょっとびびりましたわ。ごくごくシンプルに、一般の子供向け、ファミリー向けの作品として作っているんだと思っていいのかな？
続きも楽しみにしてます。次回を待ちます。
