第8話「弥太郎の涙」
弥太郎がいいよ。キャラとしていい。すごくかわいい。応援したくなる。
あれだけ父親を恨んでいたのに、大けがをしたと聞くと、江戸から飛んで帰るのがいい。冒頭のフルスピードでひた走る弥太郎を見たときは、どういうギャグなんだろうと、笑わせてもらいましたが、それが最後までちゃんと生かされた伏線になっていたところがよかった。
そんな弥太郎の姿に打たれて、手伝う龍馬もよかったし、ラストシーンの奉行所への落書きは、彼なりの精一杯の反抗で、それも、なんからしくて、いいなあ、と思いました。
ここで吉田東洋の残酷さを出してきたのは、後々の伏線かな? 順調に面白い。続きもすごく楽しみです。