第18話「昏き光を越えて」
・・・なんというか、これはひどい。としか言いようがない。つっこみどころが満載で、どこからつっこんでいいのかわからん。
そもそも、篠原の偵察に悲壮感が全然感じられなくて、物語が「3時間で戻ってこない場合には・・・」とか言い出したときにも、わざとらしいとしか思えなかったし。そんな時間制限をつけるのに、説得力がないんだ。
死んだかと思えば、生きているし、どうせ死ぬわけないだろうと思っていたから、想定内だったが・・・。
ガミラスの艦隊が集結しているとわかっていながら、わざわざつっこむ沖田艦長には、何を考えているんだ?・・・としか思えないし。結果オーライでよかったけど、物語の都合で助かったようにしか見えないし・・・。これで助かるんだったら、なんかこの間のドメル艦隊がかわいそうだよね。
艦隊の集結はなかなか迫力があったし、ワープから抜けるシーンのかっこよさを含めて、絵的には「星界」を思い出すんだが、その分だけ、ガミラスの司令部が子供だましキャラのアホばかりだというのは、「星界」シリーズまでバカにされている気分で、見ていてきつくてしょうがない。
どうせ生きているだろうと思っていたデスラーはやっぱり生きていて、お粗末なキャラが一人、排除されましたが、そのあたりの政変劇にもああ、そうですか。としか思えないし。どうせそうなるだろうと思っていた展開で、緊張感のカケラもないし。
いろんなところで、溜息ものです・・・。一応、とりあえず、続きも待ちます。