これも、京都手塚治虫ワールドでだけ上映した短編アニメ。ｄアニメストアにあったので、視聴してみる。
前に見た「火の鳥 羽衣編」や「ユニコ」よりは、出来が良かったというか、個人的にちょっと気に入った。私の「リボンの騎士」は講談社全集のなかよし版を読んだのがメインで、昔のアニメは古すぎて、再放送で見たのをちょっとしか知らないんだけど、主題歌ぐらいは知っているし、主人公の声ぐらいは聞いたことがある。
今回見たアニメ版では、たぶん、原作の漫画に基づいて作ってあったと思うし、その流れはもともと好き。子供時代のサファイアが、男の子のふりをするために、女の子としての興味を我慢しなきゃならないなど、そういうシーンが追加されたおかげで、サファイヤの淋しさはよく伝わった。
難点を言うなら、スターシステムとして、ＢＪ先生や写楽までシルバーランドにいるのはやめてほしかったというか、キャラの個性が強すぎて、浮いてて、恥ずかしかったという点かな。
主人公たちのキャラデザも、もっともっと現代風に合わせて変えないと、やっぱり、手塚の絵って古いよね。というがっかり感だけ来るのが、残念でした。
