「シュヴァリエ」第２３話

第２３話「最愛なるーゆえに」

平穏な日々というのは、あっさりと崩れ去るものなんだなあ。と思う。こうなるとわかっていれば、主人公だって、もう少しアンナにやさしくできただろうに。ロシア行きの前に、別れたあの日が、最後になったのかと思ったら、悲しくなった。

王家の詩の謎は、まだ解けていないけれど、王に仕える騎士というものへの疑問、一方で玉座が持つ孤独の重さを感じる。