星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「算法少女」 遠藤寛子

読書24.「算法少女」 遠藤寛子 ちくま学芸文庫

Amazonプライムビデオで、アニメ映画のおすすめが来て、何これ? と思って調べたら、どうやら児童文学が原作らしいし、江戸時代に数学の才を表した女の子の話だというので興味を持った。

女に理数系は向いていない。という先入観で育てられた身には、女の子が数学の才能? という事実だけで、すごいと思うし、この話にはちゃんとモデルがいて、実在した少女の文献がちゃんと残されているというから感心する。

彼女を通して、数学という学問の大切さをしっかりと教えてくれるいい作品でした。確かに数字は正直で、すべての物事の基本なのかもしれない。

アニメ版は未見。そのうち、見たいと思ってます。