タイトルは昔から知っていたのだけれど、子供向けの特殊なサイズの本だったので手が出せず、文庫落ちするのを長年待ってました。満を持して、読んでみたけど、期待のほうが大きすぎたのか、ちっとも面白くなかった。
誰が怪しいとか、その時点のアリバイがどうとか、めんどくさくて、読みづらいし、どうでもいい。と思ってしまったので、私はつくづく、ミステリーを読むには向いていない。もともとあまり好きなジャンルじゃないし。
落ちの結論めいた部分もよくある大人の説教にしか見えなかった。考えさせられるというほど深みも感じられなかったし、これは確かに子供向けなのかもしれない。