星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「リーンの翼」第2話

第2話「ホウジョウの王」

前言撤回。主人公が「岩国から来た」と言っているので、第1話の冒頭シーンは、東京湾じゃなくて、山口県岩国基地だったか。米軍基地には詳しくないので、よくわかりませんが・・・。

舞台は、バイストンウェルへ。とばされたのは主人公たちだけじゃなく、第1話に出てきた戦艦も、巻き込まれた自衛隊機も友人二人の乗った航空機も、全部一緒にやってきたみたいだ。

今の技術で描かれたバイストンウェルの景色が美しい。オーラシップもオーラバトラーも、ちゃんとそれっぽくなっているし、昆虫をモデルにして、生体兵器というのが、それらしい形になっていて、なんか感動だ。昔の「ダンバイン」では、ここまでの描き込みは出来なかったから、技術の進化ってすごいねえ。と、感心する。(それでも、あの当時としては美術もデザインセンスも設定も、いろいろ画期的だったとは思うけど)

正直、フェラリオの女王様(?)が、何を言っているのかは、うまく聞き取れなかった。あいかわらず、設定を長々と説明されると、ついて行きづらい。

一方で、バイストンウェルから来たお姫様、リュクスと、その父親、継母の関係はわかりやすかった。このパターン好きだよね。

父親が地上界から来た聖戦士と言うことで、昔、小説版を読んだ記憶が、少しだけかすった。1巻だけ読んでやめたんだけれど、太平洋戦争中にとばされたと、そう言えば、そんな設定だったか? 思い切りうろ覚えだから、自信はないけど・・・。

この作品は、昔の小説版を元に設定を新たに作り直したと聞いたから、娘の代の物語になっているのね。父親と娘の確執にしてある部分はわかりやすい。父親に対していらだっている娘の気持ちになら、ついて行けそうな気がするし。

いきなり異世界にとばされて、主人公たちがこれからどうなるのか、続きを待ちます。