コミック48.「火の鳥」第2巻 手塚治虫 講談社手塚治虫文庫全集
「未来編」。何度読み直したか、わからないぐらいの再読。
忘れていた部分として、未来の人々が地下にメガロポリスを作って住んでいたこと。5つの都市があるというのは覚えていたけど、みんな地下だったのか。地表になぜ人が住めないのか? という部分に、言及はなかったけど、気象が荒くて、小動物ぐらいしかいない。という設定になっていたから、大規模な気候変動でもあったか。
今、読み直すと、ムーピーであるタマミを3人の男たちで奪い合っているというのが、手塚治虫の狂気だよなあ。という感じがする。相手は、不定形生物の宇宙人なんだけど、普通に人間の女性として接して、愛している。
宇宙生命の設定は好き。