星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

2017-01-01から1年間の記事一覧

「坂の上の雲」第3巻 司馬遼太郎

読書17.「坂の上の雲」第3巻 司馬遼太郎 文春文庫 いよいよ、日露戦争勃発。そこにいたるまでの状況の説明と日英同盟を結ぶまでを丁寧に解説してくれて、参考になった。ロシアの南下の脅威。朝鮮半島が南北に分裂したのは、朝鮮戦争の結果だと思っていたが…

「舟を編む」第5話

第5話「揺蕩う」 辞書編集部というのは、「パトレイバー」における第二小隊みたいなもので、はずれ者を集めて、埋立地に追いやっているみたいな、そういう部署なんだろうか? という感じもちょっとした。少なくとも、この出版社の中では、どこか場違い的な…

「舟を編む」第4話

第4話「漸進」 OPでも、やたら強調されている観覧車だけれど、どうやら下宿しているアパートから見える位置にあるらしい。最初、「浅草の花やしきかな?」と思ったんだけれど、どうも違うっぽいので、結局はググった。後楽園遊園地が正解らしいので、主人…

「舟を編む」第3話

第3話「恋」 主人公が歩いている町が、やっぱり、神田古本屋街に見えるし、ヒロインの勤め先として湯島という地名も出てきたので、舞台となっている場所はあのへんに間違いなさそう。モデルになっているアパートや出版社が実在するのかは知らないが、このあ…

「舟を編む」第2話

第2話「逢着」 昭和の時代が舞台なのかと思った割に、携帯がどうのという会話が出てきたので、あれ? と思って、調べ直した。1995年が舞台設定らしいと聞いて、納得した。やたら古めかしく見えるのは、出てくる建物が古いだけなのか。出版社にしてもア…

「舟を編む」第1話

第1話「茫洋」 原作小説は未読。実写版も未見なので、どんな話かは全然知りません。辞書づくりの話なんだなあ? 程度の認識。 黒電話が出てきたので、時代は少し前なんだろうか? 主人公が暮らすアパートの感じも現代というよりは、昭和のにおいがすると思…

「バッテリー」第11話

第11話「二人の春」 最終回。冒頭。ボールに目鼻がついて、「俺をつかんで離すな」「俺以外のものを選ぶなんて許さない」と言い出すあたり、どんな悪夢だよ? と思った。なんか、別の作品に迷い込んだかと思った。 瑞垣くんが門脇くんのお腹を殴って、「お…

「バッテリー」第10話

第10話「その日を再び」 前言撤回するけど、別に巧と豪は、何かが吹っ切れたわけでもなく、まだ悶々としている模様。巧は、豪を相手に全力投球する覚悟を決めたのかと思ったんだけれど、そうでもないという話をしているし、だんだん、彼等が何を言っている…

「バッテリー」第9話

第9話「バックホーム」 物語は、巧と豪の話からそれて、3年生組の方に移ったみたいで。巧と豪の関係は、どこか吹っ切れた部分があるのかもしれない。よくわからないけど、少し時間経過もあったみたいだし、描かれていない部分で、巧は豪を相手に全力投球す…

「バッテリー」第8話

第8話「終わりの秋」 瑞垣さんが巧のことを「姫さん」と呼んでいたり、初体験がどうのとやらしいセリフばかり言っていたのは覚えていたが、それって全部、門脇さんへのあてつけで言っていたのか・・・というのが、今になってわかった。原作を読んだときより…

「バッテリー」第7話

第7話「対決の時」 いよいよ、瑞垣さん、登場。ああ、こんなキャラだったなあ。と、セリフの感じが懐かしい。 原作を読んだときには、豪が巧の球が取れないと悩んでいる気持ちがよくわからなかったんだけれど、アニメだとスムーズに伝わるね。投手の球が強…

「バッテリー」第6話

第6話「強豪校への兆戦」 誰かが誰かに従っている。何をするにも、誰かの許可が必要で、決して自分の自由にはならない。それは、監督である戸村先生だって同じで、練習試合を組むこと一つに、校長先生へ頭を下げて、頼む姿が描かれる。 まあ、この場合は、…

「バッテリー」第5話

第5話「密室の出来事」 とうとう先輩に捕まって、リンチを受ける巧くんという話。野球部にあるまじき行為だなあ。と思っていたが、結局、活動停止処分か。オチを語ってしまえば、それでも練習を続ける少年たちってところが、この話のポイントなんだろうなあ…

「バッテリー」第4話

第4話「グラウンドに立つ」 だれの言うことも聞かない。だれの言いなりにもならない。親の言うことも、先生の言うことも、監督の言うことも、風紀委員の言うことも。自分で納得できなきゃ、絶対に従ったりはしない。それが巧の魅力というか、かっこよさなん…

「梅田阿比短編集 裸足で、空を掴むように」 梅田阿比

コミック35.「梅田阿比短編集 裸足で、空を掴むように」 梅田阿比 秋田書店ボニータコミックス 「クジラの子」作者の初期短編集。デビュー作の頃は、やっぱり、作風が違うなあ。と感じましたが。できれば、表題作や「クジラ」の雰囲気を残した異世界ファンタ…

「クジラの子らは砂上に歌う」第10巻 梅田阿比

コミック34.「クジラの子らは砂上に歌う」第10巻 梅田阿比 秋田書店ボニータコミックス この段階で、物語はまだまだ続くって感じなのに、アニメ版は一体、どのあたりまでやる気だろう? と、放映前から妙な心配をしてますが・・・。 土壇場で、ロハリトを…

「週末ちょっとディープなタイ旅」 下川裕治

読書16.「週末ちょっとディープなタイ旅」 下川裕治 朝日文庫 タイ旅とあるけど、ラストの方ではラオスについても解説があった。いつもながら、それぞれの国の状況を丁寧に説明してくれて、勉強になります。 今回の本では、タイの乗り物として、あまり日本人…

「バッテリー」第3話

第3話「いさかい」 巧、学校へ行くの巻。原作だと文章だけだったけど、アニメだと絵があるので、巧や豪の通っている学校ってこんな感じなんだ、へ~って感心してみていた。たぶん、モデルとなった学校は本当にあるんだろうけど。 風紀委員の注意もなんだか…

「バッテリー」第2話

第2話「池のほとり」 2話も順調。大満足。この作品は、ちゃんと原作を意識しているわ。ちゃんとわかっているわ。という感じがする。 豪と巧と青羽の関係。それぞれの母親との関係。きちんと描いていると思う。あと、OPの意味。「いつかの自分」。 本人の…

「バッテリー」第1話

第1話「出会いの日」 原作小説はもちろん、既読。好きでした。ただ、ドラマ版は見てません。 ようやくアニメ版も見てみたけど、少なくとも、第1話を見る限り、大満足♪ ちゃんと原作の風味を残して、きちんとアニメ化している印象。キャラが、ちゃんとその…

「ユーリ!!! on ICE」最終滑走

最終滑走「超超超がんばらんば!!! グランプリファイナルFS」 最終回。勇利が金メダルを取って、それでめでたく終わるのかと思いきや、そんな単純でもなかったことを評価する。ラストを締めたのが、ユリオというあたり、まだまだ物語は続く、彼等の戦いも…

「ユーリ!!! on ICE」第11滑走

第11滑走「超超がんばらんば!! グランプリファイナルSP」 物語自体には、そんなに新しい展開もなく。ただ、淡々と、6人のスケーターの演技を楽しんだ感じ。6人6様のスケーティングシーンが、非常に美しくて、見ごたえがありました。個人的には、ピチ…

秋の新番組チェック予定。

10/06(金)24:30 「キノの旅-the Beautiful World-the Animated Series」:BS11 10/08(日)24:30 「クジラの子らは砂上に歌う」:BS11 10/14(土)23:00 「3月のライオン」:NHK総合テレビ http://m-p.sakura.ne.jp/Html/anime.html あくまで…

伊藤尚住監督 「きみの声をとどけたい」

映画35.伊藤尚住監督 「きみの声をとどけたい」 (日本・2017) 非常にきれいにまとまった感動ストーリーだったが、あまりにきれいすぎて、何かの宗教の勧誘映画でも見ているような気分になってきた。 もともと、女の子ばかりがメインの物語はあんまり好…

「ユーリ!!! on ICE」第9、10滑走

第9滑走「勇利VSユーリ おそロシア!! ロシア大会FS」 第10滑走「超がんばらんば! グランプリファイナル直前スペシャル」 ロシア大会の見どころは、各選手のスケートシーンだなあ。と思ってみていたけれど、グランプリファイナル直前スペシャルは、ス…

「坂の上の雲」第2巻 司馬遼太郎

読書15.「坂の上の雲」第2巻 司馬遼太郎 文春文庫 日清戦争、米西戦争などの解説があった。どちらもそんなに詳しくない歴史なので、興味深く読ませてもらいました。「どういう家来がいくさに強いか?」という質問に対して、「戦場でほんとうに必要なのは、…

「ユーリ!!! on ICE」第8滑走

第8滑走「勇利VSユーリ おそロシア!! ロシア大会SP」 新しい選手の登場で、キャラクターがどんどん増えてきた。覚えきれない。 見どころは、フィギュアスケートのシーンで、各選手の演技を楽しませてもらっている感じ。 物語としては、勇利とヴィクトルが…

新房昭之監督 「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」

映画34.新房昭之監督 「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」 (日本・2017) 正直、見に行く前は、そんなに期待してなかったんだけれど、見てみたら、意外なほど、良かったです。こういう物語は結構好きかな。 少年の見る、ひと夏の夢という…

「ユーリ!!! on ICE」第7滑走

第7滑走「開幕グランプリシリーズ やっチャイナ!! 中国大会FS」 いろいろ日常が落ち着いたので、久しぶりに視聴再開。 緊張で壊れかかっている有利を、いっそ壊してしまうかと考えたヴィクトル。誰もいない駐車場で、有利が、泣きながら怒って、叫んだあ…

トム・ムーア監督 「ブレンダンとケルズの秘密」

映画33.トム・ムーア監督 「ブレンダンとケルズの秘密」 (フランス、ベルギー、アイルランド・2009) 吹替版を見ました。 非常にきれいなアニメーションで、美しい映像、美しい音楽で良かったんだけれど、いかんせん、途中で眠くなってきちゃって困った…