映画25.ラッセ・ハルストレム、ジョー・ジョンストン監督 「くるみ割り人形と秘密の王国」 (アメリカ・2018)
109シネマ湘南にて、字幕版を視聴。とにかく、きれいな映画だった。
背景美術も衣装も華やかで、目を引くし、これでダンスやバレエのシーンまで入ってくるから、とにかく美しい。主役の女の子が美人で、いろんな衣装に着替えたりするのもよかった。
もとの「くるみ割り人形」の物語はよく知らないので、比べようはないんだけど、とにかく、ネズミとブリキの兵隊がキーになるのはわかった。
もとになったアニメとかあったのかな? たぶん、それが母親の物語で、今度は、母親が死んでのちの娘の物語。母親を失って悲しんでいる娘の気持ちはよく伝わったし、同じくらい悲しんでいるだろう父親との和解の物語として、なかなか感動的でよかったと思います。
とかくビジュアルが美しいので、こういう映画は大画面で見たほうが迫力があるし、興味のある人にはお勧めしておきます。
やっぱ、「プリンセス」と呼ばれるのが女の子のあこがれなのかな? とちょっと思った。女王になりたいとは思わないが、お姫様ならいい立ち位置だよね。