星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「青い文学シリーズ」第3話

人間失格」第三話「世間」

「どうして女の人たちは、こんなにみんな親切にしてくれるんでしょう?」という主人公の問いに、思わず、「そりゃ、あんたがイケメンだからだよ」と答えたくなりましたわ。この顔で、そのセリフを言ったら、すごく嫌みじゃないのかな〜? 原作も、ここまで美形のお兄ちゃんという設定で描かれているんでしょうか? とにかく、この主人公、やたら女にもてまくりで、なんだかうらやましい限りです。性格はヘタレなのに、顔がいいと得だよねえ。と、どうしても思っちゃうじゃないですか・・・。

まあ、でも、これで顔がキモメンだったら、このお話自体、成立しなくなるような気もしますが・・・。

でも、ここまで美形にすることもなかったんじゃないのかな〜?? とも思えて、その辺で、思考がぐるぐるしてますよ。なんかもう少し、平凡な普通の顔でもどっか女が助けたくなるような、そう言うタイプとして描くべきだったんじゃないのかって・・・。うううむ? よくわからないけど・・・。

しかし、この話って、「罪と罰」だったんだね〜と、改めて思いました。ラスコーリニコフほど、決定的な人殺しではないにせよ、自分のやったことに対して苦しんでいるという点では、なんとなく同情の余地もあるような気もする。

ヘタレなのに、無茶なこと、するからだよ〜。とも思うんですけど。最後に登場してきた彼女は、彼の救いになるのでしょうか? その辺、どうなることか、続きに期待して、次回を待ちます・・・。