読書9.「機動戦士ガンダムUC」第6巻 重力の井戸の底で 福井晴敏 角川コミックス・エース
いよいよ、地球編。バナージとジンネマンの交流が描かれるけど、砂漠越えのシーンとラストのつかみ合いのケンカをするところが、なかなかよかった。完璧すぎないジンネマンが、いいおっさんキャラになっていると思います。
アニメでは尺が足りなくて描ききれなかったと見えるロニさんも、小説では丁寧に描かれているし、ダカールの地で、砂漠の民の気持ちを語っていたところも好感が持てる。とはいえ、マハディはちょっと悪く描きすぎかな〜? と思わないでもないけど、明らかに9.11を意識した分、これは表現として難しいところかも知れないと思った。
シャンブロの描き方は、もはや怪獣映画のノリでしたね。これはわざとやっているんだろうけど。こういうのが好きなんだなあ。というのが、なんとなく伝わった。
黒いユニコーン登場で引いたので、続きを楽しみにしてます。次巻を待ちます。
機動戦士ガンダムUC (6) 重力の井戸の底で (角川コミックス・エース)
- 作者: 福井晴敏,安彦良和,矢立肇,富野由悠季
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/10/25
- メディア: コミック
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