星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「トラップ一家物語」第30話

第30話「結婚してくれますね!?」

イヴォンヌ様、新しい恋人作るの、早すぎじゃないか?? と思ったものの、元々彼女は、伯爵令嬢なわけだから、言い寄る男には事欠かないというか、失恋した彼女を慰めてくれる男は、いくらでもいたと言うことなのかな〜と思った。一般の恋愛でも、そのパターンはいくらでもあるわけだし。

今度は、3歳年下の彼・・・と言うあたり、いかにもワイドショーネタという感じがした。実際、そう言う記事が書かれた雑誌を、マチルダ夫人が読んで、溜息をついているわけだし。こういうのは、万国共通というか、古今東西、変わりないのね。

前話数で、ノンベルク修道院に帰るまであと1ヶ月・・・と言っていたんだけれど、今話数では、あと10日・・・と言っている。要するに、あれから20日あまりが過ぎて・・・という感じなんだけど。

サブタイトルにも「結婚」の文字が出てきたことだし、いよいよ、男爵のプロポーズが来るか!! と思ってわくわくしてたし、実際、プロポーズのシーンもあったんだけれど、子どもたちにそれを言わせるのはどっか反則だよねえ。という感じが残って、ちょっと不満だ。

「私、フロイラインマリアに聞いてくる! 私のことを好きかどうか!!」と「ぼくも!」「私も!」と子どもたちが走っていってしまい、残されたお父さんが、「とても、聞けん・・・」と溜息をついているのは、ギャグなんだろうけどね。行けよ、お父さん〜と思って、ちょっとじれったかった。

あと、子どもがコインを飲み込んでしまい・・・というエピソードが少し混じっていたので、ここでも、母親の役割というものについて、考えさせられる。自分の子どもでもないのに、下の世話まできちんと出来るか? という話で、一番汚い部分を引き受けなきゃならない。それをちゃんと前向きに引き受けるマリア先生は、やっぱ、えらいな。と思って。