第17話「会話」
先週、「針は10ミリ進める」とか言っていたときには、「無謀無謀〜。やめてくれ〜」と思ったんだけれど、カイジくんが意外と冷静に「やっぱ2ミリにしとく」と変更したので、少しだけ安心しました。この調子で落ち着きを取り戻せば、意外とカイジならやってくれるかもしれない・・・という希望が見えたというか・・・。
落ち着いて、勝負の行方を見守れば、Eカードというのは、確かに面白いゲームかもしれないなあ、と思えるようになってきました。相手の表情と性格を読んで、どのカードを出すか、観察するんですね。
これこそ「会話」だ。と言い切る発想が面白かった。そうか。これが「会話」なのか〜。などと、わかったようなわかっていないような・・・。
なんにせよ、まずは相手がどんな人間だか知ること。それが大切なのかもしれません。そういうことを教えてくれるから、この作品はいいなあ、と思います。
しかし、会長にしろ、利根川にしろ、何のかんの言って、カイジのこと、妙に気に入っているんだなあ、と思いました。まるで愛があるようだ・・・。
カイジくんの苦痛にうめく声は、ファンサービスとして受け止めておこう。