第10話「貴きもの」
順調に面白いです。というか、すごく面白い。うわ、この展開はないわ〜としみじみ思う。(原作は読んだはずだけど、すっかり忘れていたし)
単に暗殺するだけなら、あのおじさん、嫌な奴だし、別に殺されても胸は痛まないんだけど(←をい)、ここで息子を出してきたところがポイントなんだろうなあ、と思った。その父子の関係性と、ガッツとガンビーノを重ね合わせているところが上手いなあ、と思う。
ほんのちらっと出てきただけなのに、あの子供の価値は大きかったですよ。彼を殺さなきゃならなかったガッツの痛みが、ひしひしと伝わってくる感じ。
グリフィスのために汚れ役を引き受けるにしても、その代償も大きかったなあ、と思う。そういえば、改めて見てみたら、彼も別ににっこり笑顔で「暗殺をやってくれ」と言ったわけでもなかったんですね。淡々と言ったと、そんな感じで。まあ、それでも怖いには違いない。なかなか不気味なキャラで、よくできていると思います。
続きもすごく楽しみです。