コミック31.「新 吼えろペン」第4巻 島本和彦 小学館サンデーGXコミックス
久しぶりに面白かった。読み応えがありました。
「なぜ!! なぜこんな、つまんねーものが売れてんだよ!! こんなクソつまんねーマンガが!! おれにはまったくわかんねーよ!! 読者の頭がわりーんじゃねーのか!?」
「とか思い始めたら、確実に自分自身が病みはじめている凶兆! そんなときは!! 他人のマンガより、まず自分を心配しなくては!!」
というセリフが面白かった。誰にだって、そう思った作品があるだろうから、気持ちがよくわかるというか・・・読者を心配してくれている先生の愛情というか、優しさを感じる。
この「売れているつまんない作品」に何を入れるかは、個人の自由だけど、私にとっては15年前の「サムライトルーパー」だったな・・・と、わざわざ書いておこう。確かに、ムキになってそう思っていたころの自分って、一番病んでいたような気もするし・・・。
後は温泉の話が好き。というか、温泉地にて、トレードマークのヘッドギアをはずした先生のぬれ姿が見られるのが嬉しい。黒髪の乱れ具合が何だかかっこよかったよ♪(p66)