第37話「息子よ」
「怖いからと言って、逃げるな! 自分が今やるべきことに全力を注げ!」
メッセージの部分は、すごくよく伝わったと思います。お父さんのあの姿は、すっかりシュバルツだったと思うんですが・・・。
ちょっと説明ゼリフが多いのが難ですね。「方法はあります」と言って、いちいち都合よく助かる方法を出してくるサコン先生は、実はドラえもんだったのか・・・と、ようやく気づきました。
ディックの話は、本来1話でやるべきところを無理矢理縮めたような印象がありましたが、よくよく考えてみると、ディックは、そもそも初登場の時にダイヤと父親の関係をナンセンスだとか言って、笑ったんだよね。そんなに父親を信じられるお前はどうかしている・・・みたいな感じで。(うろ覚えですが・・・)
その言葉を最終的に翻したんだと思えば、それなりにラストの締めもきれいにまとまったんじゃないかと思うんですが・・・。そういう回想も入れて、ディックの物語に1話使えなかったのが、惜しかったところです。
最初からディックは殺す予定のキャラだったのか・・・・。そこまでは気づいていませんでした。
あと、ブロイストですが、彼女・・・自分が父親を殺したという自覚はちゃんとあるんですね。かなり意外・・・。と言うか、この間の演出がちょっとおかしかったんじゃないかと思いますよ。あれじゃ、どうしてもギャグになっちゃうから・・・。