第2話「死なないで父さん」
「森に熊が出るらしい」という話をしていて、そのあと、森に入ったポリアンナが本当に熊に襲われている描写が入りましたが、なんかその辺の見せ方がどこかばたばたしていて、なんだかこれじゃギャグだよ、と思って、笑っちゃった点がマイナスポイントでしたね。
なまじ、「三千里」の展開が実に見事なドラマとして構成されていたので、それに比べると、「ポリアンナ」の描写は、どこか間の取り方が変だなあ、という感じがする。どこがどう悪いとも言えないんだけど、なんだかばたばたしすぎという感じがするんだ。何が違うんだろう?
それでも、お父さんの最期のセリフは、いいことを言うなあ、と思わせてくれました。聖書を読みながら、「喜び」という言葉を探すというのも牧師さんらしい発想だし、アメリカっぽい感じがする。そうやって「よかった探し」が始まったというのも、初めて知ったかもしれない。なるほど。そうだったのか、と思って、感心してました。
そういえば、ポリアンナは、麦わら帽子を背中に引っかけて、走り回ってましたが、あの麦わら帽子で「アメリカ」風味を出そうとしているのかな? と、なんとなく考えてました。やっぱ、アメリカと言えば、あの帽子かな〜という気もするしね。
ホワイト夫人のキャラが立っていて、なかなかいいおばさんだと思います。序盤にしか出てこないのかな? それがちょっと残念ですね。次回を待ちます・・・。